各位
2000年10月19日
株式会社インプレス
(コード番号 9479 東証第一部)
レッドハット株式会社とのアライアンス合意に関するお知らせ
当社は、平成12年10月19日付けでレッドハット株式会社と、アライアンスパートナーとして、Linuxおよびオープンソースについての普及促進を目的としたメディア活動を新たに共同で行う基本合意に達しましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1. アライアンス合意の理由
インターネット、イントラネットのサーバー用のオペレーティングシステムとして急激にシェアを拡大するRed Hat Linuxは、公開されたソースコードを自由に改変して新しいプログラムに作り替えたり、改変したものを配布することが可能な「オープンソースソフトウエア」であります。より優れたソフトウエア開発のためにソースコードを公開する「オープンソース」の理念のもと、技術者のネットワークコミュニティで新しい関連ソフトウエアが次々と開発され、インターネット上で公開されております。
このような開発経緯から、Linuxのマニュアルは、ネットワーク上でダウンロードする形式が一般的であります。しかしRed Hat Linuxが優れたサーバー・オペレーティング・システムとして日本で普及し、ユーザの裾野が広がってきたことから、手軽でわかりやすい書籍形式のマニュアルなどを求めるユーザの声が高まっております。
今回のアライアンスは、こうした状況を踏まえ、Red Hat Linuxおよびオープンソースに関する情報を求めるユーザの声に応えることを目的としたものであります。
2. アライアンス合意の内容
Linuxおよびオープンソースについて深い知識をもつレッドハットと、IT関連出版やインターネットでの情報提供で実績をもつインプレスのノウハウを融合し、両社で出版やインターネットを通じた様々な情報提供活動を展開してまいります。
具体的活動の第一弾として、10月24日、レッドハット認定「Red Hat Linux 7Jオフィシャルマニュアル」をインプレスより発行します。同書は米国「Red Hat Linux 7」のマニュアル3冊をレッドハットが邦訳し、インプレスが編集して1冊の書籍にまとめたもので、レッドハット社の商標およびロゴを記載した日本初のRed Hat Linuxオフィシャルマニュアルであります。Red Hat Linux 7Jのインストール用CD-ROM2枚、ソースコードCD-ROM、Linux/オープンソース関連のドキュメントを収録したドキュメンテーションCD-ROMの計4枚のCD-ROMが付属しており、ユーザは同書によって、即時にRed Hat Linuxをインストールし、利用することができます。
3. レッドハット株式会社の概要
| (1) |
商 号 |
レッドハット株式会社 |
| (2) |
代 表 者 |
平野 正信 |
| (3) |
所 在 地 |
東京都千代田区外神田三丁目14番10号 |
| (4) |
設 立 年 月 日 |
平成11年9月3日 |
| (5) |
主な事業の内容 |
コンピュータソフトウェア、ネットワークシステムの企画、開発、制作、販売、輸出入、メンテンテナンス、管理、運営、及びコンサルティング業務
|
| (6) |
決 算 期 |
2月末日 |
| (7) |
従 業 員 数 |
29名(平成12年10月1日現在) |
| (8) |
資 本 の 額 |
100,000,000円 |
| (9) |
発行済株式総数 |
2,000株 |
4. 日程
| 平成12年10月19日 |
アライアンス基本合意 |
| 平成12年10月24日 |
事業開始 |
5. 今後の見通し
両社は今後アライアンスパートナーとして、継続的にRed Hat Linux日本語版オフィシャルマニュアルの出版を行うとともに、オープンソースソフトウエアに関する書籍等の出版を行っていく予定です。同時に、ネットワークを利用した新しい情報サービスやコミュニケーションサービスなど、インターネットにおける協業についても検討してまいります。
参考資料
<オープンソースについて>
米国調査会社のIDCによれば、1999年は全世界のLinuxの出荷量はサーバー・オペレーティング・システム市場の24.6%を占め、1998年の15.8%から大幅に上昇すると予測されています。IDCは、現在最も普及しているのはRed
Hat Linuxで、米国Linuxユーザの68.7%が採用しているという数字を挙げています。また、調査会社のNetcraft,Inc.によれば、2000年5月現在、公開Webサイトの36%がLinuxベースのオペレーティング・システムで運営されており、公開Webサイトのなかで最も高い人気を持つといわれております。IDCの調査では、Linuxサーバに関する投資の40%がインターネット関連アプリケーション向けで、インターネットにおいてLinuxサーバは揺るぎない地位を確保しているといわれています。
IDCはまた、2002年までに、5,500万台以上の携帯型およびノートブック型情報端末が出荷され、2005年までに情報端末の出荷はPCを上回るだろうと予測しております。
レッドハットは、Linuxベース・アプリケーションの需要の高さに加え、業界リーダーと数々の提携を結ぶことで、Compaq、Computer
Associates、Corel、Dell、Hewlett-Packard、IBM、Intel、Netscape、Novell、Oracle、SAPなど、業界をリードする数多くのソフトウェア、ハードウェアベンダーからオープンソースの支持を得ております。
<Red Hat, Inc. 及びレッドハット株式会社について>
1994年に設立された、Red Hat, Inc.(Nasdaq:RHAT)は、小型の組み込み装置からハイアベイタビリティクラスタ、Webサーバにわたる、オープンソース・インターネットインフラ・ソリューションョンのリーディングプロバイダであります。数々の受賞に輝くRed
HatLinuxサーバー・オペレーティングシステムに加えて、多岐にわたる組み込みプロセッサ向けのGNUベースの開発ツール、あるいはサポートソリューションにおけるNo.1プロバイダです。Red
Hat, Inc.は組み込みからLinux市場の企業に対し、ランタイムソリューション、開発ツール、Linuxカーネルの専門的知識ならびに、サポートやエンジニアリングサービスを提供しております。1999年には、100%出資の日本法人レッドハット株式会社を設立。Red
Hat, Inc.が提供する製品、サポート、トレーニングおよびサービスを、日本国内の顧客に提供しています。なお、レッドハットの製品やサービスはWebサイトwww.redhat.com/jp/で紹介されています。
レッドハットは、インターネットの上に広がるコンピューティング環境のすべてに対し、オープンソースソリューションを創造するため、その技術的な指導力を用い、オープンソースに対する深い知識と、豊富なリソースの裏付けによるサービスで、オープンソースのリーダーとして、またパートナー企業として広く信頼されている。インターネットインフラとポストPC環境のためのオープンソース・ソースソリューションを管理、開発、そして配布に対し、レッドハットは単一で包括的な対応を行っています。
<「Red Hat Linux 7Jオフィシャルマニュアル」について>
| ■正式書名 |
Red Hat Linux 7Jオフィシャルマニュアル
基本インストールセット付き |
| ■著者 |
Red Hat, Inc. |
| ■翻訳 |
レッドハット株式会社 |
| ■発行 |
株式会社インプレス |
| ■発売 |
株式会社インプレスコミュニケーションズ |
| ■価格 |
本体5,200円+税 |
| ■版型 |
B5変型 |
| ■ISBN |
4-8443-1427-0 |
| ■総ページ数 |
800ページ |
| ■付属 |
Red Hat Linux 7Jインストール用CD-ROM × 2、
ソースCD-ROM、ドキュメンテーションCD-ROM |
| ■発売日 |
2000年10月24日(火) |
以上