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各位


2004年7月29日
株式会社インプレス
                       (証券コード:東証一部9479)


日本初、次世代画像圧縮技術「H.264/AVC」の解説書!
『H.264/AVC教科書』を発売

〜次世代DVD/放送/ケータイ/テレビ会議/ゲームへの採用表明が相次ぐ「H.264/AVC」
国際標準化の技術陣による徹底解説〜


株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役:塚本慶一郎)は、放送と通 信の融合、急速なブロードバンドの進展と社会的な浸透などを背景に、日本で初めて、画像圧縮の新国際標準である「H.264/AVC」の本格的な解説書『H.264/AVC教科書』を発刊、7月30日(金)から発売します。

「H.264/AVC」は、ITU-TとMPEGによって共同で標準化されたばかりの最新の画像圧縮技術で、最近、次世代DVD、放送、第3世代ケータイ、テレビ会議、ゲームなどへの採用が相次いで発表されている中核技術です。高品質な画像コンテンツが求められるブローバンド時代に対応したH.264/AVCは、次世代の画像圧縮技術として、いよいよ本格的な離陸前夜を迎えています。

この度インプレスが発行する『H.264/AVC教科書』は、H.264/AVCの標準化に参加した第一線で活躍中の執筆陣による書き下ろしの書籍で、豊富な図解を駆使した、わかりやすい解説書となっています。これまで広く普及してきたH.261からMPEG-1、MPEG-2、MPEG-4などの画像圧縮技術を、歴史的に、体系的に整理しながら、MPEG-2、MPEG-4などの2倍以上の圧縮率をもつ、史上最強の「H.264/AVC」を徹底的に解説しています。

なお、インプレスでは、本書の出版を皮切りに、IP電話などの中核的な技術であるSIP教科書やデジタル放送教科書などを順次発刊する予定であり、先進的な標準キーテクノロジーのシリーズ化を目指しています。


◆ 『H.264/AVC教科書』内容紹介 ◆

■画像圧縮技術を歴史的に、体系的にとらえる

 新しい画像圧縮技術「H.264/AVC」は、これまでの圧縮技術を継承しながら、新しい技術を創造して実現されています。本書の第1章では、14項目のQ&A方式によって、H.261、H.263、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4などこれまでの圧縮技術を比較整理しながら、H.264/AVCの優れている点などの基礎知識を学びます。さらに、第2章では画像圧縮を支えるDCT変換や可変長符号化などの基礎的なキーテクノロジーを図解でわかりやすく解説し、第3章以降で解説されるH.264/AVCの理解が深められるように配慮されています。

■H.264/AVCはどのように標準化されたか?その全体構成は?

第3章と第4章では、H.264/AVCがどのように標準化されたか、その全体構成はどのようになっているか、またH.264/AVCの誕生のいきさつを、実際に標準化作業を行った筆者の生々しい体験に基づいて書かれています。まず第3章では、どのような背景から、H.264/AVCの標準化の準備が行われたか、標準化当初の目標や方針はどのようなものであったか、先進技術で問題となる特許問題はどのように扱われたかなどがレポートされ、第4章では本書の中心的テーマであるH.264/AVCの全体構成をはじめ、プロファイル(圧縮符号化機能セット)やレベル(画像の解像度などの規定)を解説します。

■H.264/AVCの中核となる圧縮技術は何か?

 第5章、第6章では、H.264/AVCの中核となる圧縮技術を徹底的に解説します。まず第5章では、H.264/AVCの圧縮率を向上させるために最も重要な予測技術(画面 内予測、動き補償を伴う画面間予測)、変換技術(直交変換)、量子化などの技術について、従来のMPEG-4と比較しながら、H.264/AVCの特徴を解説します。第6章では、画像の歪を抑えるデブロッキング・フィルタをはじめ、エントロピー符号化(可変長符号化)や、H.264/AVCの特徴的な技術であるスイッチング(乗り換え)・ピクチャなど、H.264/AVCならではの特徴的な技術を学びます。

■H.264/AVCの規格に準拠した製品をどう作る?そのアプリケーションは?

第7章以降は、H.264/AVCの規格に準拠した製品を実際にどう作るか、第8章ではH.264/AVCを実際のアプリケーションで使用するために考慮する必要のある技術、第9章ではH.264/AVCをサポートする放送、蓄積、通 信向けのシステム多重化についての規格を、第10章ではテレビ会議、放送、携帯電話、蓄積メディア(DVDなど)、ゲームなどH.264/AVCの具体的なアプリケーションの動向を解説します。
第11章では、早くも開始されたH.264/AVCのバージョン2(FRExt)の最新状況など次世代の画像符号化圧縮技術への展開を解説し、第12章では、 本書で使用される符号化処理の内容や符号化情報の意味を規定するH.264/AVCの付属資料が掲載されています。



◆ 『H.264/AVC教科書』 概要 ◆

表紙イメージ
正式書名 H.264/AVC教科書
編者 角野眞也、菊池義浩、鈴木輝彦
発売日 2004年7月30日
監修 大久保 榮
仕様 B5判/320ページ
定価 \3,570 (本体 \3,400+税)
ISBN 4-8443-1983-3
発行 株式会社インプレス

<目次>

第1章 Q&Aで学ぶ新圧縮方式H.264/AVCの基礎知識
    ―H.261、MPEG-1/2/4 からH.264/AVCまでの発展―

第2章 画像圧縮技術の発展とH.264/AVCを支える基礎技術
    ―DCT 変換からハイブリッド符号化の仕組みまで―

第3章 H.264/AVCはどのように標準化されたか?
    ―原型となったH.26LからJVTの基本方針、特許問題まで―

第4章 H.264/AVCの全体構成と「プロファイルとレベル」の規定

第5章 H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術
    ―その1:予測、変換、量子化―

第6章 H.264/AVCの中核となる圧縮符号化技術
    ―その2:デブロッキング・フィルタ、エントロピー符号化、他―

第7章 H.264/AVC規格に準拠した製品をどう開発するか?
    ―仮想デコーダ・モデルの導入とコンフォーマンス(規格適合性)―

第8章 H.264/AVCの使用例
    ―ランダム・アクセス/エラー対策/JM参照モデル―

第9章 H.264/AVCをサポートするシステム技術
    ―MPEG-2システム/MP4ファイル/RTP伝送―

第10章 H.264/AVCのアプリケーション
    ―テレビ会議/放送/携帯電話/蓄積メディア/ゲーム―

第11章 次世代の画像符号化技術への展開
    ―JVT:FRExt/MPEG:SVC/ITU-T:H.265の標準化を開始―

第12章 H.264/AVCの付属資料(Annex)
    ―シンタックス&セマンティックス/各種テーブル/SEI/VUI―


<<監修者/編者プロフィール>>

●大久保 榮(Sakae OKUBO)
早稲田大学大学院理工学研究科 客員教授
〔主な経歴〕 映像符号化とオーディオビジュアル通信システムの国際標準化に携わり,H.261、H.262|MPEG-2やH.320、H.310/H.321の成立にリーダとして貢献。現在、ITU-T SG16 WP2/16議長。

●角野 眞也(Shinya KADONO)
松下電器産業(株)AVコア技術開発センター 画像イメージング グループ主幹技師
〔主な経歴〕家庭用デジタルVCR(DV規格)の標準化および実用化開発をはじめ、MPEG-4およびH.264/AVC画像符号化の技術提案・標準化活動、および主として携帯機器向けの実用化技術開発に従事。

●菊池 義浩(Yoshihiro KIKUCHI)
(株)東芝 デジタルメディアネットワーク社 コアテクノロジーセンター 
モバイルテクノロジーセンター主務
〔主な経歴〕画像の圧縮符号化方式(MPEG-2, MPEG-4, H.264/AVC等)の研究・開発をはじめ、MPEG、ITU-T、IETF、3GPPなどの標準化に参画。現在、同社コアテクノロジーセンター。

●鈴木 輝彦(Teruhiko SUZUKI)
ソニー(株) シニアシグナルプロセッシングリサーチャー
〔主な経歴〕MPEG, ITU-T, JVT, SMPTEなどの 標準化会合に参加。MPEG-2, MPEG4, MPEG-7, H.264/AVC の標準化に貢献。ISO/IEC 14496-2:2001, ISO/IEC, 14496-4:200X/AMD.6 およびISO/IEC 14496-4:200X/AMD.9 エディタ。画像信号符号化(MPEG-2, MPEG-4, MPEG-7, H.264/AVC 等)の研究開発および関連製品開発に従事。



<<参考資料>>

H.264/AVCを採用している主な組織・企業の例 (予定含む、各組織・企業の発表に基づき当社作成)

★DVDフォーラム(次世代DVD規格:HD DVD)
http://www.dvdforum.org/

★BDA(ブルーレイディスクアソシエーション、次世代DVD規格。)
http://www.blu-raydisc-official.org

★3GPP/3GPP2(第3世代携帯電話の国際標準化組織)
http://www.3gpp.org/http://www.3gpp2.org/

★DVB(ヨーロッパのデジタル放送の標準化組織)
http://www.dvb.org/

★ARIB(社団法人 電波産業会、1セグメント放送)
http://www.arib.or.jp/

★地上デジタルテレビ放送(1セグメント放送)を行うNHK、日本テレビ、東京放送、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の各社
http://www.nhk.or.jp/digital/
http://www.mpegla.com/news/n_04-03-24_avc.html

★DMB(Digital Multimedia Broadcasting、韓国のデジタルマルチメディア放送)

★アップルコンピュータ(QuickTime)
http://www.apple.co.jp/macosx/tiger/h264.html


★ソニー(携帯型ゲーム機:PSP〔プレイステーション・ポータブル〕)
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/040512a.pdf

★沖電気工業(H.264/AVCソフトウェア・コーデック)
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/04/z04010.html

★ニコン(H.264 解析ツール)
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2004/nh264_04.htm

★アエスラ(テレビ会議システム、イタリア)
http://www.aethra.co.jp/company.htm

★タンバーグ(テレビ会議システム、ノルウェー)
http://www.tandbergjapan.com/

★ポリコム(テレビ会議システム、アメリカ)
http://www.polycom.co.jp/

★ソニーマーケティング(テレビ会議システム)
http://www.sony.jp/products/Professional/VIDEOCONF/products/spec.html

★ダイキン工業(MPEG-4/H.264映像配信アーカイブソリューション)
http://www.comtec.daikin.co.jp/envivio/

このほか、現在、国際的に50以上の組織・会社がサポートしており、なお急速に増え続けている。

 


≪本件に関するお問合せ先≫
  株式会社インプレス 社長室
広報担当

〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
Tel: 03-5275-9010 / Fax: 03-5275-9019 / E-mail: release@impress.co.jp
URL:http://www.impress.co.jp/
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