当社は、別途コミットメントライン契約、エクイティ・ファシリティ契約を発表するにあたり、それらの前提となる方針について、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 中期経営方針の一環としてのM&A戦略について
当社は、デジタル指向のメディアグループとして、2002年度より経営革新プランを策定し、諸々の構造変革を実行しております。この結果、2005年3月期までに3期連続の急速な連結収益の改善を実現いたしました。これらのプロセスは「専門コンテンツ」の力を本来あるべき姿に戻すための努力であったと考えております。
これからの当社グループの発展のためには、上記のようなグループ内部変革の継続を図りながらも、加えて外部成長の取り込みを行うことが必要です。このためにM&A戦略を策定し、中期経営方針の一環として組み込みます。
当社グループのコア・コンピタンスは、「専門コンテンツ」と「デジタルの仕組み」の交点に存在し、それら両方の能力を同時に行使することで発揮されます。
当社では、上記コンピタンス強化のために、自ら専門性の高い優良コンテンツの開発に尽力するのはもちろんのこと、それらを保有する外部の企業と積極的に資本提携を行っていく所存です。また、新しいデジタルの仕組み(メディアプラットフォーム)の開発に尽力するとともに、それらを保有する企業とも同様に資本提携を行っていく所存です。
上記のために、100億円の調達が可能な体制を構築し、機動的な資本提携アビリティを保有すべきであるとの結論に到達しました。
2.資金調達の基本方針について
資金調達の基本方針は、健全な財務体質の維持、資本効率の向上、株式価値の希薄化等への十分な配慮を行ない、また調達コスト・スピード等も考慮していくことです。
実際の調達に際しては、いわゆる MSCBによる資金調達と経営者の貸株等との組み合わせが昨今の話題となっておりますが、当社はそのような状況の中、各手法を十分に比較検討し、それらとは異なる方法を採用いたしました。
当社は別途発表しておりますようなローンによるコミットメントライン契約(CL)とローン・ファシリティの株式版と言えるエクイティ・ファシリティ契約(EF)をそれぞれ締結し、現在の当社の財務状況に応じた調達枠を予め設定し、今後の資金ニーズの発生に応じて適時にこれらの手段(CL+EF)により資金を調達いたします。
特にM&A戦略に直接対応するエクイティ・ファシリティ契約(EF)は、必要時に必要な額のみを調達する方式で、株式発行のタイミングを全面的に引受先や証券会社等に委ねることなく、あくまで当社の一定の制御のもとに新株発行をコントロール出来ますので、株式の希薄化を出来るだけ少なくするよう運営いたします。
尚、上記契約に関わる証券会社等と経営陣の貸株等の行為は予定しておりません。
3.(ご参考)現在までの提携出資およびM&A実績について
今回策定のM&A戦略に従った資本提携等は、主なものにつきましては案件毎に随時お知らせいたしますが、最近の提携出資およびM&A実績の状況は以下の通りです。(出資先の一部。出資比率、連結/非連結、持分法適用/非適用等は各相手先により異なります。)
【専門コンテンツ分野】
| 株式会社編集工学研究所 (本社:東京都港区) |
ISIS編集学校の運営 |
| 株式会社メディカルトリビューン (本社:東京都千代田区) |
医家向け新聞の発行 |
【メディアプラットフォーム(デジタルの仕組み)分野】
| デジブックジャパン株式会社 (本社:東京都千代田区) |
携帯コミック配信
|
| 株式会社ボイジャー (本社:東京都渋谷区) |
.book等の電子書籍発行ソフトの開発 |
| 株式会社ガリレオ (本社:長野県上田市) |
オンライン翻訳ネットワーク |
| 株式会社メディアグリッド (本社:東京都新宿区) |
セキュリティ技術開発 |
| 株式会社モバイルブック・ジェーピー (本社:東京都千代田区) |
携帯およびPC向け書籍配信 |
| 株式会社パピレス (本社:東京都豊島区) |
携帯およびPC向け書籍配信 |
| 株式会社アクアキャスト (本社:東京都港区) |
移動体通信技術開発 |
| イーブック・システムズ株式会社 (本社:東京都港区) |
PC向け FlipBook形式電子雑誌 |